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by KOMPas

 『処遇現場ソフト』の実装 (2)コンピュータの1つをファイルサーバーにする。

 Windows98のような普通のコンピュータが複数あってこれがケーブルに繋がる(LAN)だけで、単独でコンピュータを使用していたときに比べ,格段に便利になります。自分の目の前にあるコンピュータとは違うコンピュータも使えるようになるからです。

 このときの制約は電源です。ケーブルで繋がっていても相手が起動していなければ、何もできません。(あたりまえですね)
全てのコンピュータを電源を切らないでおけば、どこのコンピュータにあるデータも(コンピュータにあるデータなら)いつでもとりだすことができるようになります。

 コンピュータがネットワークにつながっている、データはコンピュータの中にある、この2つを実現することで、『処遇現場ソフト』でのキーワードである、「ネットワーク化」「デジタル化」の2つを最低限実現したことになります。

 但しこれは考えても不経済です。
ここで「ファイルサーバー」の登場です。

 ネットワーク上の、ある1台のコンピュータをいつも電源をつけっぱなしにしておきます。このコンピュータ上にあるデータは、皆で共有することができます。これが「ファイルサーバー」です。

 「ファイルサーバー」はサーバーOSで動くコンピュータである必要はありません。

 コンピュータを使う人全員で、『組織内のデータはこの「ファイルサーバー」に指定したコンピュータに保存しましょう』ととりきめることで、誰かが作ったワープロの文書や表計算のファイルを皆で使いまわしが可能になります。

 このファイルサーバーという概念は、LANを拡張して電話回線によるネットワークを構築しても同じように使えます。

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