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   -- 『処遇現場記録ソフト』の頁へようこそ --

by KOMPas

 『処遇現場ソフト』の実装 (1)まずコンピュータをケーブルでつなげば簡単なネットワークが完成する。

 『処遇現場ソフト』の導入を検討されているあなたが、その目的が「情報の共有化」であり、情報機器を利用することを考え、想定するセキュリティが「システム停止の防止」だけであるなら、『処遇現場ソフト』の実装はそんなにコストはかかりません。

 ここで、実現可能なシステムを考えていきたいと思います。

 最も安価なシステムの実装を考えます。こと「情報ツール」に関して言えば、人によっては不思議な気持ちも生じかねないところですが、安価なものほど信頼性が高い(?)というパラドックスです。全てがそうだという意味ではありませんが、「世界標準」は信頼性が高く、しかも手にはいりやすい、といいかえると幾らかわかり易いでしょうか。

 ここに安いWindowsコンピュータが数台あります。MacやLinuxであってもかまわないのですが、これらをつなぐ手段としては、LANでしょう。Windows95登場依頼、ケーブルによるLAN構築は殆どタダに近いものになっています。それぞれのコンピュータにはLANカードまたはLANアダプターが必要です。またそれぞれのコンピュータをつなぐケーブルがいります。そしてあとは「HUB」というものがあれば、とりあえずコンピュータ同志がつながって、ハードウェアのネットワークは実現します。ここまでなら、サーバーやサーバーOSといったものは必要ありません。10台や20台位のコンピュータネットワークに、「サーバーが必要だ」というお考えには、KOMPasは自信をもって反論いたします。

 若干注釈を加えます。サーバー類もまたハード・ソフト共に年々安くなっています。サーバーの方が色々なことができそうと思う人はこれを選択すればよいと思います。実際サーバーの普及は速度を増すものとおもわれます。このときに、「何の為にサーバーを選択したのか」ある程度はっきりさせておくと、将来のシステム拡張の際に役にたつとおもいます。

 但し、現時点でのサーバーの管理はいたって煩雑です。煩雑な管理作業と若干の高コストを選択してその代りに得るものが何か確認しておくのがよいと思います。

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